2022年9月11日
9月9日朝、英国エリザベス女王の訃報が流れました。
前日夜の日本のニュースでは
“体調が芳しくない”
“ロイヤルファミリーが集まってる。あのヘンリー、メガン妃夫婦も、、“
としつつも “落ち着いているみたいだ、、“と聞いていたのに、、。 そして数日前はトラス新首相を任命したばかりだったのに、、、お元気で公務をしていると思ってたのに、、、
クイーンマザー(エリザベスの母)も確か99歳の長寿だったのでエリザベス女王もまだ大丈夫!と信じていました。
在英時、毎日女王の顔は見ていました。
そう、英国の紙幣💷や硬貨は全てエリザベス女王の肖像画。見ない日はありません。
(当然)会ったことなど無いけど一日本国民、一平民の自分ですら何故かお世話になった感を抱いてしまう、、、テレビに映ればいつも穏やかな笑みを浮かべてのスピーチ、、
ロンドンオリンピックの時はーーー
当時の007ジェームスボンド(ダニエルクレイグ)がバッキンガム宮殿へ。宮殿の中を歩き部屋に入る。そこには執務をしている老女の後ろ姿。振り向いたその女性はソックリさん、、ではなくエリザベス女王自身❗️当時驚きました。えぇ!出していいの⁉️出るの⁉️そのままヘリに乗ってロンドン上空を旋回。そしてその後ヘリから飛び出してパラシュートで会場入り、、という映像。
誰が考えたかこんな演出(女王自身という話も😁)、そしてこんなユーモアに乗ってくれる、、王室。更に親しみが湧いたのを憶えています。
(日本ならさしあたり、ウルトラマンか何かヒーローと天皇が共演❕みたいなこと。絶対有り得ない。考えたこともない!)
“開かれた王室“、掲げたスローガン通りの親しみのある何故かわりと身近に感じることのできた王室でした。
街の土産物店にはエリザベス女王始めチャールズ(息子)、ダイアナ元妃、孫のウィリアムやヘンリーらのお面、型紙の写真の目の所がくり抜いてあって本当にお面。お面じゃないとしたらその写真の型紙でポストカード。ここまでふざけた感じにも寛容なんだ、、、芸能人、コメディアン扱い。
だから度々ゴシップ紙にもエリザベスや夫フィリップ以外はすっぱ抜かれていたような、、、
エリザベスの子供ら3人(全部で4人居ます)の離婚。特に長兄チャールズのダイアナとの別れ方や不倫があった、、など。 自分ごときが申すのもなんですが、王室としての自覚なし!本来ならそこに生まれたことを運命と受け止めて相応の言動を!なんだけど、覚悟がない!
自分の運命にもがいてる、一人間として制限された生活に反発!みたいな形でクラブで孫のヘンリーなんかはヘベレケで半裸状態をスクープされる
、、とかありました。
エリザベス女王はそういった家族のゴタゴタ等の火消し役をしていたように感じました、当時。
女王を支えるべきファミリーが足を引っ張る、、、😑 公務以外にも大変な心労があったのは間違いないですね。
そもそもエリザベスの伯父のエドワード8世が
“王冠をかけた恋“で王を退位したことから王位継承権が父ジョージ6世に来てしまったことからの数奇な運命。
“王冠をかけた恋“とか“不倫“とか“離婚“とか、、自己犠牲という概念ないんでしょうかね、そういう身分で生まれ育ちながら、、、今でもまだ思います。教育されるけど“我“が強いのでしょうね。
個人の意見、考えを尊重する欧米の教えは分かるけど国民の模範なんかには程遠い振る舞い。これでは民は付いて来ませんよ😑
70年慣れした親しんだエリザベス女王の肖像画の紙幣、今度は王位継承したチャールズ(チャールズ3世)の肖像画になるのでしょう、、。
優しい国民の母、国民のおばあちゃんだった顔に負けないように新しい紙幣は浸透していくのでしょうか、、、新紙幣も楽しみです😁
以上暴言、私見です。失礼しました。
70年間、イギリスの為に捧げた人生、お疲れ様でした。ご冥福をお祈りします。